私たちは毎日を生きながら、無数の選択をしています。どんな服を着るか、何を食べるか、誰と話すか。それらの積み重ねが、私たちという人間の「軌跡」を描いていきます。
けれど、その多くは、すぐに忘れてしまいます。あの日、なぜあの決断をしたのか。どんな気分で、どんなことを考えていたのか。思い出せない瞬間の中にこそ、自分らしさのヒントが眠っているのです。
記録をつけるという行為は、自分と向き合う時間をつくることです。それは、過去を掘り返すことではなく、「いま」を丁寧にすくい取ること。小さな気分の変化、誰かとの会話、心が動いた瞬間。ほんの数行でも書き留めることで、あなた自身の地図が描かれていきます。
たとえば、日々の記録を1週間続けてみると、「疲れた」と書いた日には睡眠が短かったり、「心地よかった」と書いた日には誰かに感謝していたり。そこには、あなただけの“リズム”が現れます。
HARMONEERでは、その小さな記録を積み重ねることで、自分の内面を“見える化”する仕組みを提供しています。自分がどんなときに元気で、どんなときに落ち込むのか。それを知ることは、次の行動をやさしく導く道しるべになります。
記録は、評価のためではありません。正解や間違いを見つけるものでもありません。ただ、自分の「いまここ」を残すための時間。それだけで、明日のあなたは少しだけ軽くなるはずです。
私たちはこう考えます。「記録とは、過去を縛るためのものではなく、未来を描くための地図」。あなたはどう思いますか?今日のあなたの“ひとことログ”は、どんな色をしていますか?